電気自動車への道
金太郎ハイゼット(23)
(累計)2010.12.00設置 (今日) (昨日)


手に入れてしまった、電気自動車(ハイゼット)ですが、果たして…。



さて、市販されている電気自動車は…
1回の充電で
いったいどれくらいの
航続距離があるのだろうか?


2010/12/20に発売開始となった
日産「リーフ」



実走行の近い「JC08モード」で、
200km走れるそうです。

しかし、
アメリカでの記者発表では…

(1) 北海道の草原地帯を時速60キロメートルで、
エアコンをオフで巡航する場合 

 220キロ航続可能


 (2) エアコンがフル稼働する夏季、
都心の渋滞の激しい道路(平均時速10キロ)を走行する場合

75キロに落ち込む


 (3) 速度上昇とともに空気抵抗のロスが増えるため、航続距離が短くなる。
欧州走行モードで高速道などを平均時速81キロで走行する場合

航続が76キロまで短くなる

ということは、
エアコン&渋滞では大変なことになりやすいし、
高速道路では、50kmごとに急速充電設備が必要。


三菱「i-MiEV」


(1) 10・15モードでの航続距離は

160km


(2) 市街地(40~60km/h)で約120km
同クーラー使用時で約100km、
ヒーター使用時

80kmだ。

(3) 高速道路(100km/h)での航続距離の目安は、
その2/3となる約80kmで、
クーラー使用時だと約60km、
ヒーター使用時だと

50kmまで短くなる。

同じ土俵に乗って比べられたデータではありませんので、
どこまで正しいのかは分かりませんが、

エアコン(ヒーター)稼働と高速走行には、
やっぱり弱いようですね。


では、金太郎ハイゼットは…



発売当初には
どのくらい走れたのだろうか?

ネットでいろいろ検索してみると…
60~70km程度のようです。
ただし、
ヒーターやクーラーは使用しない、
町乗りオンリーで…(^^ゞ

もちろん、経年劣化で
バッテリーそのものが使えなくなってきます。
金太郎のおうちに来たときには、
2kmを走破したところで
完全に止まってしまいました。


<結論>

電気自動車は、
近場の近距離利用のみでしか活きません。
一日の走行距離が、40~50km未満程度の
通勤に利用するのが最適です。

まぁ、40km/日走れば、
1ヶ月で 1,000km
1年で 12,000km
5年で 6万キロ
ちょうど 金太郎アルちゃんの購入以来の走行距離と一致しました。

「通勤専用車として使用する。」


世の中には、
廃車同様な市販車を利用し、EVに改造(コンバート)して
陸運局での登録をし、
公道を走れるようにしている人たちが増えてきました。
彼らは、実用性をめざしていると言うよりは、
自分でコンバートしたものが
実際に公認を受けて公道を走れることに
満足できるようです。

電気自動車が、まだまだ高額な車なので、
普及にも貢献しているのでしょうね。


コンバートキットも市販されているらしく、
商売としても動き出した?かも…。







現実的には、
儲けようとしても イマイチのようですね。
それは、
(1) マニュアルミッション車からのコンバート

コンバート指南の大元は、
日本EVクラブ(EV=電気自動車)
ここだろうと思われます。
ここでの基本的なコンバートは、
マニュアルシフト車のようです。

ほとんどがオートマになっている現在、
MT車のコンバート車をみつけるのが難しい。
あったとしても、
不人気車や低年式車がほとんどである。
「自分が乗っていた思い出の車を…。」
が、できないのである。

(2) リチウムイオン利用のバッテリーが高額

バッテリーは、12Vの鉛バッテリー利用に限定されるようで、
60A・8本直列の96V(5,760W)
から
12本直列144V(8,640W)までの
仕様が多いようです。
そうすると、
航続距離が40~70km(好条件限定)となり、
(軽自動車レベルで1,200Wで10km換算)
一日に走れる距離に限界が見え
(実走30km~50km?)、
なかなか普段の足としての価値までは到達できないようです。


ですから、
思い出もあまりないポンコツ車を
コンバートしたものが公道を走れるという満足感だけで、
100万円超のお金を支出できないのが現実のようです。



今後、AT車のコンバート技術が確立され、
リチウムイオンバッテリーの低価格化や安全性が進めば、
新車からのコンバートも思い切ってできるようになり、
新興コンバートEVメーカーの誕生躍進も
近いのではないかと思われます。

がんばれ~ (^_^)b


ところで、金太郎パパは
100万円以上も支出してのコンバートなど
全く考えていません。
なぜなら、
ここに市販車の電気自動車があるからです。

こいつをどうにかして動くようにできれば、
1充電で50kmの距離を走れるようになれば、
駆動用のバッテリーが5年ぐらいもてば、
お安いEVとして利用できるのですから。

ここへ来て、
いろいろな情報をWEBなどで読み漁った結果、
一度挫折し放置決定した金太郎ハイゼットの
復活を願うようになってしまいました。
約 1年6ヶ月も放置していたのに…。
このまま鉄くずにするには
もったいないように思えてきました。
すでに、コンバート費用近くぐらいの現金を
ぶち込んできたでしょうから、
動くようにしてみたいです。

2011.01.04 金太郎パパ 追記

さて、今後の展開は どうなるのでしょうか…


2011.01.03 金太郎パパ記

次のページへ進む
前のページへ戻る
ハイゼット金太郎へ戻る