金太郎バス品質改造記(19)
誰だって自分の車を持てば、
とても可愛いと思うはず。
使いやすいように改良を加えたくなるはず。
それは、自分でやるか・お店に頼むかの違いがあるけれど…
金太郎のおうちには、
手を加えられた「金太郎バス」があります。
ただ、生誕20周年を過ぎて、くたびれてきています。
ここのところ、間違いなく故障続きです。(^_^;)
仲良く並んだ 「金太郎バス」と「金太郎キャンパー」
そして「金太郎アルちゃん」
冬を迎えた金太郎バス。
エンジンを暖機運転させていたら…
止めた直後に「シュー」というエア漏れ音。
車体をぐるりと一周しても、どこだか分からない。
でも、漏れている音は確かに聞こえる。
金太郎えりを呼んできて、金太郎バスの下に潜り込ませてみたら、
「金太郎パパ、ここから音がする。」
写真にとってもらいましたが、ピンぼけ+サビだらけで分かりません。
『いゃ、音じゃなくて空気が出ているところをみつけてくれ。』
指を這わせて、狭い車体を下からのぞき込んだ金太郎えり。
「ここだっ! 見つかったよ金太郎パパ」
写真にとってもらいましたが、イマイチ分かりません。
『指で空気の出ているところを押さえてごらんよ。』
何度かやっているうちに、金太郎パパも潜り込んでしまいました。
狭いです。エアーが漏れて車体が下がったら…つぶされます。
そんなところへ愛娘を潜らせていたなんて、恐ろしい父親です。
やっと見つかりました。左の矢印の奥です。
パイプが車体と一緒に錆び付いて穴が開いているようです。
エア漏れの問題の箇所は見つかったのですが、
みつけた=解決ではありません。
修理工場へ持ち込まなければなりません。
さっそくいつもの隣町まで金太郎えりとドライブです。
約30分で到着しましたが、日曜休業でした。
仕方なく、ミスタードーナッツで、ドーナツを買い求めての帰宅となりました。
しかし、この下回りのサビには驚きました。
このままだと、短期間に次々とサビによる不具合が頻発しそうです。
車検の際には、頼まなければ下回りの洗浄・塗装はしていただけなかったのですね。
まあ、乗用車と違って、面積も広いから高額の作業になるだろうに…
そんなことを勝手にやっていたら、
顧客からクレームが付いちゃいそうですから仕方ないのかも知れませんね。
どうしたものだろうか…
つづく
2007.12.03 金太郎パパ 記