金太郎バス品質改造記(24)

金太郎のおうちには、
手を加えられた
「金太郎バス」があります。
ただ、
生誕20周年を過ぎて、くたびれてきています。
ここのところ、間違いなく故障続きです。(^_^;)


仲良く並んだ 「金太郎かぞく


サブバッテリー化に着手しました。

エンジンをかけていないと、テレビもカーナビも使えません。
インバータがエンジン停止では働かないのです。
もし使えても、バッテリー上がりが心配です。

ですから、快適化を目指して、
サブバッテリー搭載を計画しました。
そうすれば、使い切っても(ディープじゃないと…(^_^;))
エンジンはメインバッテリーで始動できます。
停止や中にテレビやナビ操作、カラオケも出来ちゃいます。
エンジンがかかっているうるささがなくなります。

2007.12.31 金太郎パパ
(足かけ 2カ年計画着手)



24V仕様にするには、2ヶのバッテリーが必要です。
4,980円ぐらいのバッテリーでは、停車中にテレビを楽しむなんて
容量不足ですぐに出来なくなってしまうでしょう。
少なくても、「115D31」の115A程度の容量が欲しい。
(たぶん 現在のメインバッテリーと容量は違っていても大丈夫?)

で、市内のオートアールズというカーショップを覗いたら
パナ製ですが、19,800円や18,800円も一つでしちゃいます。(^_^;)
こいつを2ヶも買うとなると…。
ヤッパリ40A程度で我慢するべきかも…。

ネットを彷徨ってみる。
そしたらトラック協会推薦のこんな素晴らしいものがありました。
単価的には送料含めて、11,480円×2=23,960円でした。
『よし、これにしよう。』
さっそく年末の忙しい時期でしたが、2ヶ注文しました。


そして、次は「メイン」と「サブ」を切り替えて充電してくれるものが必要になります。
金太郎キャンパーには、「アイソレーター」なるものが付いています。
しかし、設置方法が難しいようで、手間ばかりでなく知識も必要とか…。
そしたら、
「SBC-002」という簡単便利でお安いものを発見。
「SBC-001B」というものの上位機種のようです。
「上位機種」という言葉に弱い金太郎パパは、
躊躇うことなく「SBC-002」にしました。


送料込みで 19,500円でした。
とても高価な品物ですが、目的実現には必要ですので、
購入を決意しました。
ここまで来ちゃうともう後戻りは出来なくなってしまいました。


上記二つの必需品が揃いましたが、
まだまだ部品が必要でした。
それぞれを配線線で結ばねばなりません。

 8スクエアー以上のケーブルで結線するように説明書にはありました。
ところが、そんなものを買い求めると大変な金額になります。(^_^;)
 メイン−SBC間 +と−線が各1メートル弱で2メートル
 サブ −SBC間 +と−線が各1メートル強で2メートル
こ こまでなら購入してもよかったのですが、
サブバッテリーから運転席まで電源を引きたかったので、
10メートル(+線のみで可)が必要でした。
すごい金額になり そうなので、ずいぶん細くなってしまうのですが、
ブースターケーブルを調達して代替としました。
一応80A迄流せるもの を選んだのですが、結構細かったです。
3本用意しました。1本が 1,280円×3=3,840円



また、「SBC-002」との接続には、付属のものがあるのですが、
バッテリー側との接続には写真のような端子が必要になります。
圧着した後に、しっかりとハンダを流し込みました。


最初に、サブバッテリーを納める場所を決定しました。
温度が上がってしまう恐れがあるので、
いい場所とは思えませんが、
メインバッテリールームのすぐ後方・隣の空間にしました。
メインとサブの距離は近い方がいいだろうし、
室内でない方が安全だと考えました。
ただ、写真でも分かるようにラジエターも納まっている部屋なので、
温度上昇が心配です。(^_^;) 直近にラジエター…。

 底が平らでなく、ナット類が出ていて不安定だったので
木材の切れ端を並べ、あり合わせのアングル金具で
バッテリーホルダー見たいのを作ってみました。
全然計測などもせず、設計図もないインチキ設置なので、
段差を走行すると跳ねて飛び出しちゃいそうです。
あとで、ゴムバンドで押さえようとは考えています。



バッテリーと配線取り出しとの間には、
左のようなバッテリーターミナルを用意しました。
普段のバッテリー交換などでは、全く買うことのないものですね。
 
また、ショートの危険があるため、4つのターミナルには、
それぞれに写真右のようなターミナルカバーを付けることにしました。
スパナー1本落としても、すごい火花と音がしますので、
安全対策としても必需品だと思います。


さて、材料が揃いましたが、これからの一番の問題点は、
車内への引き込みをどこを通してするかということです。
今回は時間切れで未解決のままですが、
車体の客室空間との間には、鉄板があります。
車体の外側底部を這わすにしても、いつかは車内へ入れねばなりません。
どこかで穴を開けて、太いケーブルを接触しないように通すのです。
そのためには、いろいろと工夫が必要のようです。
だいたいこんなにも太い(金太郎パパにとっては…(^_^;))配線を
通すための穴を開ける道具などありません。
電動ドリルはありますが、6ミリまでしか刃がありません。

また、サブバッテリーから運転席まで引き回すので、
電気ショートが今後非常に心配になります。
100A以上の電流が流れますので、
一瞬でもショートさせてしまえばすごい火花が散ります。
これが放電しきるまでの長時間 だと間違いなく発火炎上します。
「走行中に発火炎上」
 ですから、ショートに備えてヒューズをバッテリー直近に入れなければ危険です。
なんか何も分からない素人が、サブバッテリーの設置などという
大きなものに手を出すべきでなかったのではないかと、
金太郎パパの後悔が始まりました。(^_^;)
しかし、もう後戻りは出来ません。
とりあえず、@ヒューズでは何度も切らしちゃう気がしたこと、
A意図的に「断」と「入」が操作できること
その2点の理由からサー キットブレーカーもあった方がいいようです。
 家庭用の100v用のサーキットブレーカーなら、
近くのDIY店でも買えるのですが、代用できるのかな…(^_^;)
まあ、車両火災を引き起こしてからでは遅いので、
家庭用の流用は止めとしました。
 
サーキットブレーカーの購入までしばらくはお休みになりそうです。
ゲットするまでに、運転席廻りの配線作業でもはじめてみます。


2008.01.01  金太郎パパ 


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